とあるツタージャの呟き

このブログでは、ポケモンの構築記事を書いたり、モンハンについて何かを語ったりするつもりです。しかし、大部分は日常に起こったネタになりそうな出来事を題材にすると思います。なので、タイトル通りに「呟いているな」と解釈してください。

ポケダン世界への誘い

皆さん、こんにちは!
今年もいつの間にか年末となり、冬休みに突入した方も多いのではないでしょうか? 567による影響で巣籠もり需要が高くなっていると思いますが、冬休みを機会に新しいゲームに手を出してみたいと思っているかたは多いのではないでしょうか?

そこで、今回は自分が一二を争うほど好きなゲームシリーズである「ポケモン不思議のダンジョン」(通称ポケダン)の魅力を存分に語りたいと思います

ただし、この記事においてはwiiウェアで発売された三作品は事実上入手不可である点に加え作風が他作品と大きく異なっているため触れないものとします

そもそもポケダンってなに?

 

ポケダンとは、株式会社ポケモン(株ポケ)とチュンソフトが開発を行っているローグライクゲームです。似たようなゲームに「風来のシレン」や「トルネコの冒険」等があります。
ポケダンシリーズ全作品に共通していえるのは、入る度に内部構造が変化する「不思議のダンジョン」を探険して困っているポケモンを助けたり、思わぬお宝を探して毎回異なる冒険を楽しむことができるゲームであるということです。
大まかなストーリーは、主人公であるあなたが突然人間からポケモンへと変わってしまい、その謎を追いながら世界を救う冒険に出るという点が全作品で共通しています。

宣伝ではありますが、自分が過去に書いた小説のリンクを貼っておきます。ポケダンの世界観を楽しんでみたい方はどうぞ pokemon.sorakaze.info

ポケダンの魅力って何?

ポケダンの魅力は大きく分けて5つあります

  1. 本家ポケモンに比べてストーリーが充実している
  2. BGMが多様で質が高い
  3. ダンジョン攻略がランダム要素が多いため、ストーリー周回で飽きにくい
  4. やりこみ要素も多く、依頼もほぼ無限にあるため飽きるまでずっと遊べる
  5. 対人要素は少なめであるためマイペースに進められる

fateシリーズほどではありませんが、ノベルゲーム的な要素が多い作品だと思います。BGMもそのため、今求められている巣ごもり需要に応えるにはうってつけのゲームであると思います。  

どんなゲームが発売されてるの?

ポケダンシリーズの作品は大きく分けて4つに大別されます(全て略称)

1.救助隊(赤青、DX)

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2.探険隊(時闇空)

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3.マグナゲート

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4.超ダン

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初代ポケダンである「救助隊」は2005年にGBAとDSに向けて発売されました。実は、DPよりも先にDSで発売されたのです(2006年)。 その後は、2007年に「探険隊」の時と闇の二作品、2009年に時闇のリメイクである空がそれぞれDS、2012年に初の3DS作品の「マグナゲート」、2015年には同じく3DSにて「超ダン」、そして今年2020年にswitchで「救助隊」リメイク作品であるDXが発売されました。

結局どの作品を遊べばいいの?

大きく分けて4グループもあるため、どのシリーズを遊べばいいか分からない方も多いと思うため一つ一つのグループを「難易度」「ストーリー」「BGM」「ボリューム」の観点から主観で点数化し、各作品の特徴を簡単に紹介したいと思います。(5点満点)

1. 救助隊

赤(青)の救助隊

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難易度:2/5

ストーリー攻略はシリーズの中では難しい部類です。何も考えずにプレイをしているとすぐに適正レベルを下回ってしまうため注意が必要です。れんけつシステムを使うと簡単に適正レベルをキープできます。

ストーリー:1/5

エンディング前のストーリーが極端に短いです。ゲームの始めたと思ったらあっという間に物語が二転三転してエンディングを迎えてしまいます。個人的には困っているポケモンたちを助けることを第一に活動している主人公たちが和気あいあいと頑張っている姿が好きなのですが、あっという間にエンディングを迎えてメインキャラたちがそっけなくなってしまうため少し物足りなく感じてしまいます。

BGM:4/5

少しレトロで耳に残りやすい特徴的な曲が多く、コアなファンが多い印象を受けます。赤と青ではハードの違いによる音質の違いが逆に趣深く感じるため、気になる方はyoutubeで「大いなる峡谷」や「群青の洞窟」を聞いてみてはいかがでしょうか?

ボリューム:4/5

ストーリーは極端に短いですが、エンディング後の要素はかなり多くなっています。貴重なお宝を求めてチャートを進めていくことで進行していくのですが、淡々とダンジョンを攻略していくことが多くなるのでストーリー周回を主にしている自分はここまでやりこまずにリセットしてしまいますね。

救助隊DX

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難易度:3/5

リメイク前と比較すると難易度は下がりましたが、仲間が大量にいることが前提の難易度となっています。通常プレイをしていると差し支えないほどなのですが、主人公とパートナーの2匹だけで攻略しようとするとシリーズ屈指の難易度となります。

ストーリー:3/5

ストーリーの短さは相変わらずですが、グラフィックの一新によって救助隊特有の雰囲気をうまく表現しています。サブストーリーが追加されていれば満点を取れた可能性もあったと思います。

BGM:4/5

初代のBGMがアレンジされており、全体的にきれいな印象を受けます。特徴的な曲が多いだけあって原曲と好みが大きく分かれそうですが、雰囲気を損なわない良いアレンジだと思います。おすすめは「逃亡の日々(逃避行)」「天空の塔」

ボリューム:4/5

リメイク作品なので大きな変更がありません。難易度も比較的高いためその分ボリュームが多く感じます。

赤、青、DXの違い

ハードがそれぞれ異なるため音質、グラフィックが大きく異なります。また、ポケダンの歴史の変遷によってゲームシステムも初代とDXで大きく異なっているため聞いた感じだと結構別ゲーに感じますが根幹は同じです。安くてレトロな雰囲気の初代、圧倒的なグラときれいなBGMのDXという感じで大局的な関係となっております。

2. 探検隊

時(闇)の探検隊

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難易度:4/5

何も考えなく通常プレイを行っていれば適正レベルから1~2低い状態に落ち着くと思います。れんけつシステムを使えば更に難易度は下がります。アイテムの種類も救助隊と比較すると増えているため、その分不思議のダンジョンらしい面白さがよくわかる作品となっています。

ストーリー:4/5

世界観が上手く設定されており、ストーリー展開も想像を超えた展開を見せるため記憶を消して初見プレイをしてみたいゲーム1位ですね。

BGM:5/5

文句なしです。単体でも洗練されたBGMが多いのに加え、重厚なストーリーを生かす雰囲気のBGMが非常に多く、圧倒的な数のファンがいます。2020年の第13回 みんなで決めるゲーム音楽ベスト100において11位に輝いた「決戦!ディアルガ」のこのゲームのBGMです。 w.atwiki.jp

ボリューム:5/5

ボリュームも圧倒的です。エンディング後にもかなりのボリュームのストーリーが用意されており、ストーリー量においてはシリーズ随一です。その他にもゼロの島といったやりこみ要素が用意されているため納得の満点です。

空の探検隊

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難易度:4/5

時闇とほとんど変わっていませんが、主人公候補と一部アイテム、システムの追加があるため一味違ったものになります

ストーリー:4.9/5

メインストーリーに味付けをするサブストーリーが追加されているため満点と言いたいところでしたが、OPが時闇と異なっておりストーリーの雰囲気的に時闇の方が優れているため減点しました。

BGM:4.9/5

BGMもOPが変更されているためその分下げましたが、追加された曲も質の高いBGMが多いためおなじBGMを使用している点を考量してこの点数としました。

ボリューム:5/5

圧倒的なボリュームにサイドストーリーやシェイミの里といった要素が追加されているため更にボリュームが増している。さすがシリーズ最高傑作と言ったところか。

時、闇、空の違い

メインストーリーに大きな変更はもちろんないが、OPとサイドストーリーの有無、出現ポケモンや一部システムの違いがある。メインストーリー重視の時闇、ボリュームの空といったところですみわけがされている

 3. マグナゲート

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難易度:5/5

ボス戦でチート級の道具が使い放題であり、入手難易度も低いためぶっちゃけバランスが崩壊している。それゆえ、逆に初心者に進めやすい難易度になっている。

ストーリー:5/5

話の流れが自然で普通に面白い。演出も文句なく、メインキャラクターの個性がうまく表現されているため、元々良いストーリーがさらに盛り上がる。あと、パートナーの人間性(ポケモン性)がよくできた大人すぎて小学校の道徳の授業で使われそうなレベル。後、ツタージャの顔グラが可愛い

BGM:3.5/5

3DSらしい綺麗なBGMが多いが、一部BGMの使用場面が個人的に気に入っていないため減点をした。おすすめは「希望のテーマ~マーチアレンジ~」「グレッシャーパレス 大結晶の塔」
前者はyoutubeに上がっている動画がないため、メドレーから探すしかない。ジュークボックスのためにサブロム買おうかな…

ボリューム:3/5

登場するポケモンの数が少ないためよく叩かれている。しかし、エンディング後のダンジョンでは特殊ギミックが発動することがあり、この作品独自の予測不可能な冒険が展開されるため道具が強すぎる分のバランスがとられていると思われる。パラダイスの開拓といったやりこみ要素も存在し、ミニゲームもそこそこ面白いためここまで炎上する理由が分からない。(前作がすごすぎた)

 4. 超不思議のダンジョン

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難易度:1/5

シリーズ最高難易度です。敵からの攻撃が普通に痛いし、耐久が高い。特に序盤のマンダが強すぎる。ただ、道具が化け物みたいに強いためそれを駆使して攻略を進めていくのが正攻法と思われる。
主人公かパートナーがツタージャで確定だからかな?アハハハ…

ストーリー:5/5

文句なしの満点。自分が今までプレイしたゲームの中で最も面白いストーリーが展開される。公式から超ダンベースのラノベが発売されてほしいレベルで面白いので是非一度プレイしてみてほしい。
後、ツタージャが可愛すぎる。特に、パートナーにしたときの公式のクールキャラとのギャップがやばすぎる。まじで任天堂が俺を〇しに来てる。ありがとう任天堂、一生ついていきます

BGM:5/5

こちらも3DSらしい綺麗なBGMが多い。ストーリー展開を組み込んだ曲調で作られている曲が多くつい感情移入をしてしまう。ちなみに、気付く人がいるか分からないがボスバトルが3種類用意されており、物語の展開に応じて変化していく手の込んだ演出も用意されている (場違いが一つあるが)。おすすめは、「パートナーのテーマ」「ダークマターセカンド」

ボリューム:3/5

ストーリーは本気で任天堂最高傑作レベルと断言できるが、その反面致命的欠点がある。それは、毎回ストーリー上で解決する依頼が固定であるためストーリー周回時にマンネリ化しやすいという点であるが、基本リセットを行わない大部分のプレイヤーにとっては全く関係ない内容である。それを無視すると全てのポケモンを仲間にすることができる点で破格のボリュームを備えているため、これの対価であると考えると納得できる。

最後に

ここまで長文を読んでいただきありがとうございます。色々言っていますが、最終的には手に取るみなさんのフィーリングが大事になってくるため個人の戯言程度に考えてください。まとめると、総合力の空、圧倒的ストーリーの超ダン、お手軽にストーリーを楽めるマグナゲートと時闇、最新作である救助隊DX、レトロな雰囲気を楽しめる初代救助隊、みんな違ってみんないいということですね。

それでは、よいポケダンライフを!

追記
ポケダンシリーズのツタージャが可愛すぎます。自分の嫁ポケであるツタージャですが、好きになったきっかけはマグナゲートです。公式ではクールに決めているツタージャですが、なんですかあの満面の笑み。可愛すぎます。また宣伝ですが、はてなブログの過去記事において超ダンをベースにツタージャの可愛さを100%主観で解説しているので見てみてください snivy0498.hatenablog.com